「デジモンアドベンチャー」とは？

 「デジモンアドベンチャー」は、謎の島に連れてこられた7人の小学生

（選ばれし子どもたち）が、それぞれのパートナーのデジモン

（デジタルモンスター）と共に、襲い来る敵と戦いながら元の世界に帰ろうと

旅をするというものである。

 

大きな特徴と言えるのは、毎回、デジモンたちが「進化」をして強くなる、

という点が挙げられる。

 

この「進化」とは、通常、小型の動物ぐらいの大きさのデジモンが、

姿を大きく変えて強くなることである。

 

この「進化」には段階があり、段階が上がるごとにデジモンたちはどんどん

強くなっていく。

 

作品の魅力は、この子どもたちの成長とデジモンの進化の段階がリンクしていること

であり、そのため、登場人物により深く感情移入ができるのである。

 

物語は、ラスボスを倒した後、子どもたちが元の世界に帰るための空飛ぶバス

に乗って、デジモンたちに別れを告げるところで終わることとなる。

 

このシーンで、主題歌「Butter-Fly」のサビが流れ、子どもたちのこれまでの旅が

思い出される非常に感慨深いシーンである。

 

それと、忘れてはいけないのが、東京の街でデジモンたちが戦う現実世界編である。

 

実在の建物の側にデジモンたちがいるというこの非日常性が、

なんとも言えない不思議さを醸し出している。

 

BGMとして流れるラヴェルの「ボレロ」もこの非日常性にとても良く合っている。

 

 

「デジモンアドベンチャー02」の再アニメ化署名にご協力下さい。