「デジモンアドベンチャー:」第1話感想
本日、「デジモンアドベンチャー:」第1話が放送されました。
内容としては、暴走した列車を止めるため、ウイルスのような敵デジモンたちを倒す、という王道の展開。
初代では2話目で初登場したグレイモンが、初回から登場しました。
予想通り、進化シーンで挿入歌はかからず、少し寂しい気分にもなりましたが、今作のフォーマットはこうなので、気持ちを切り替えて視聴していくことにします。
では、個々の部分を見ていきます。
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【アバン】
アバンでは野沢雅子さんのナレーションからスタート。
フォーマットは鬼太郎の時と同じで、アバン→CM→オープニングとなります。
大人の事情でしょうけど、アバンとオープニングは連続でやってほしいですね。
【オープニング】
都会のビル群を見上げる太一。振り返るとドット絵でデジタマから生まれるデジモン、そして他の子どもたちとパートナーデジモン。彼らの後ろには早くも紋章が描かれています。
少しデザインの変わったデジヴァイスには勇気の紋章が。
太一がデジタルワールドへと吸い込まれるところは完全に初代のオマージュですね。
タイトルが表示され、ボタモン、コロモン、アグモンと順に触れ合う太一。
急に場面は変わって訪れるピンチ。アグモンがグレイモンに進化します。
6体の成熟期デジモンと子どもたち。
「02」が終わった頃から「デジモンアドベンチャー」を見返していなくて、「tri.」も「ラスエボ」も見に行かなかった私にとっては非常に久しぶりでした。
メタルグレイモン、ウォーグレイモンも描かれ、今後の展開を示唆しています。
最後はタケヒカ。
ヒカリの横をテイルモンが駆け抜けていきます。
初代のオープニングにはヒカリがいなかったことを考えると、感慨深いですね。
ラスト、オメガモンと太一のヘアバンド、ゴーグルが描かれます。
オープニング曲の「未確認飛行船」ですが、初代の「Butter-Fly」のように駆け抜けていく爽快な曲で、デジモンの主題歌としてぴったりだと思います。
【本編】
最初に画面に出てくるのはダイヤルアップ接続。
そうです、初代が放送された頃はみんなああやってプロバイダのアクセスポイントにダイヤルしてインターネットに繋いでました。懐かしい。
今の子には何が何だか分からないでしょう。
今は無線環境でダイヤルアップ接続の何十、何百倍もの速度が出るようになりました。便利になったもんです。
キャンプの準備をしている太一。
初代ではキャンプ地からデジタルワールドへと飛ばされた一行でしたが、今回はキャンプ前から話がスタート。
どこかの駅にいるらしいヒカリと八神兄妹の母。
エンディングを見ると八神母の声は園崎さんじゃないですか。
そうですか、テイルモンの正体は八神母だったんですか・・・ってそんなことあるかい。
そこへ訪ねてくる光子郎君。タブレット端末を持っています。初代ではノートパソコンだったのに。
タブレットの起動画面には「TACHIKAWA COMPUTER」と表示されたのですが、もしかしてミミの父親の会社ですかね。
ヒカリと八神母が暴走する環状線(山手線じゃダメだったんでしょうか。環状線は大阪ですよね)に乗っていることがわかり、駅に駆け付ける太一と光子郎。
よし、超進化研究所からシンカリオンを・・・というわけにはいきませんね。
子どもたちの中にはキトラルザスだった人がいますが。
太一は改札を無理やり通りぬけ、ホームへと向かいますが、その途中でデジタルワールドへと飛ばされます。
そこはいかにも通信経路という感じの場所で、パケットと思われる四角い物体が行き交っています。
突然の爆発が起き、落下していくコロモンを太一が追いかけていく途中、他の子どもたちの姿が描かれます。
デジタルワールドの底?にたどり着くと、アグモンがいました。
アグモンが敵のデジモン1体を倒したところでCM。CM明けのアイキャッチは太一とグレイモンです。
アグモンと協力して敵デジモンを倒していると、光子郎からデジヴァイスを通して連絡が来ます。
デジヴァイスの画面には知識の紋章が描かれていますね。
光子郎は、今太一がいる場所はネットの中だと教えてくれます。
太一とアグモンは環状線のコンピュータを乗っ取っている敵デジモンを倒すために進んでいきます。
順調に敵デジモンを倒していきますが、残り最後の1体となったところ、その1体が進化をしてしまいます。
このピンチにアグモンはグレイモンに進化、見事敵デジモンを撃破し、環状線の暴走は止まりました。
喜びもつかの間、光子郎から今度は米軍の戦術情報ネットワークがデジモンに攻撃されていると連絡が入ります。
このシステムが乗っ取られると米軍の兵器が暴走して世界が終わると教えられる太一。
その近くにはガルルモンとヤマトの姿が。
さて次回はどうなるんでしょうか。
【エンディング】
エンディングに最初に出てくるのはギターとピックで、これはヤマトを表すアイテム。
アニメーションの内容もヤマトが中心ですね。
ヤマトが傘をさして田んぼの端に佇んでいます。ここはもしや島根なのでは。
背中合わせに立つ太一とヤマト。
オメガモン誕生のカギを握る2人は、それぞれ弟と妹を持つ兄でもあり、ライバルでもあります。
最後はヤマトとタケルの写真がスマホに表示されています。
藤川千愛さんの曲「悔しさは種」ですが、これはヤマトの心情を歌ったものと考えていいんでしょうかね。
エンディング曲としては特に問題なく、作品に合っていると思います。
ところで、鬼太郎の時みたいにエンディングは3か月ごとに変更されるんでしょうか。
できれば半年は使ってほしいですね。
【次回予告】
次回予告は野沢さんのナレーションと、太一のサブタイトルです。
そのサブタイトルは「ウォー・ゲーム」。
えっ、もう「ぼくらのウォーゲーム!」やるんですか。
早っ。
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さて、遂に始まった「デジモンアドベンチャー:」ですが、今後の展開が非常に楽しみですね。
どうやら今回は続けて見ることができそうです。
今回、少し気になったのは、デジタルワールドの姿です。
公式ページのキービジュアルでは、初代のような緑に覆われた世界が背景となっています。
しかし、今回出てきたのは、デジタルという言葉から連想されたような無機質な空間でした。
これから話が進んでいけば、だんだんとキービジュアルの世界になっていくんでしょうね。
ところで、「デジモンアドベンチャー02再アニメ化署名」ですが、まだやってますので、興味のある方は是非ご覧ください。