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「デジモンアドベンチャー02」再アニメ化希望!!

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『「デジモンアドベンチャー02」の再アニメ化を求めるページ』を開設しました。

http://digi02renewal.ho-zuki.com/


よろしければ見て下さい。コメント大歓迎です!!

「デジモンアドベンチャー02」各話問題点 - 第4クール(2)

<第4クール(2)>

 

(ラスト編)

 

第46話『ブラックウォーグレイモンVSウォーグレイモン』

第47話『ブラックウォーグレイモンの封印』

第48話『恐怖!ベリアルヴァンデモン』

第49話『最後のアーマー進化』

第50話『僕等のデジタルワールド』

 

・ブラックウォーグレイモンの最後があっけなすぎる。

 それにアルケニモン・マミーモンも。

 50話の一番最後まで残しておいてほしかった。

 そうすれば大輔の言葉を聞いて何かを感じるブラックウォーグレイモンたち

 を描くことができたのだが。

 

・アルケニモンのマミーモンの倒し方がえぐい。

 いたぶって殺している。

 本当にこれが子供向けアニメか。

 子供にこんなのを見せるな。

 

・あの及川の言動はなんだろう。

 そりゃデジタルワールドにどうしても行きたいと言う気持ちは伝わってくるが、

 だからといってこれでは・・・・・。

 こんなやつのおかげでホーリーストーンの時空のゆがみに巻き込まれそうになった

 のだからやってられない。

 あの戦いの意味はなんだったのか。 せめて及川がデジタルワールドの研究

 をしていて、この研究が誰にも認められなくて、ついに行けたのだから

 「やっと俺の言っていたことが証明される」と言うことぐらい

 言って欲しかった。

 「行っこう、行っこう、デジタルワールドへ」っておまえは子供か。

 それに伊織の父と及川が友達で、ここに伊織の祖父も

 かかわってくるなんて・・・・・・・。最悪。

 

・どうして最後の敵がヴァンデモンだったのだろうか。

 ヴァンデモンは前作で一度復活しているのに。

 あのお台場での死闘はなんだったのか。

 死んでいったウィザーモンも浮かばれない。

 エンジェモンとエンジェウーモンの矢はなんだったのか。

 そこまでして究極体になったと言うのに。

 あまりにも前作の敵を引っ張りすぎだ。

 それに、太一たちが再びデジタルワールドに向かうのを見ていた及川にさっそく

 ヴァンデモンがささやくと言うのだから、余計にお台場の激闘がむなしくなる。

 どうしてこのようなことになったのだろう。

 これはきっとスタッフが新たな敵キャラを出すことを怠ったからだ。

 第2クールではホーリーストーンでうやむやに終わらせ、第3クールを3分割し、

 意味のないクリスマスを描き、デーモンをさっさと追い返し、そして最後と、

 これもスタッフは物語をどうにかして終わらすことだけを考えていて、

 敵なんかはどうでもよかったのだろう。

 だいたいデーモンかまたはアポカリモンを最後にしてしまえばそれでよかったと思う

 のだが。

 

・何が“最後のアーマー進化”だ。

 中盤以降ずっと通常進化&ジョグレス進化だったくせに。

 こんなタイトルをつけるんだったら48話までアーマー進化メインで話を進めないと

 だめである。

 

・大輔が突然良いことを言いすぎ。

 ここまで前作の太一のようなリーダーとしての行動がなかったのにここになってから

 いきなりベリアルヴァンデモンに単独で立ち向かっていったり、

 夢がどうこう言い出したり。

 このようなシーンを出すためには中盤以降のキャラクター掘り下げが必要なのに、

 この作品ではこういったことをほとんどやってこなかった。

 

・49話のタケルたちの幻想では、子供たちが自分たちの願望の世界に浸っている

 のだが、このとき大輔とその各パートナーデジモンたちの言動がいまいちよくない

 のである。

 幻想に浸っている子供たちに対してすぐに「これでいいの」と聞き返している。

 それに大輔も何のピンチもなくすぐに「みんな」と出てくるのである。

 普通盛り上がりを考えるのなら子供たちの幻想が解けるまでに何分間か時間を置き、

 その間大輔とエクスブイモンが攻撃を受け、大輔の思いがタケルたちに届いて

 「これではいけない」と目を覚まさせたほうが盛り上がるのだ。

 スタッフはこの物語を何とかして終わらそうとしていて細かい“間”がわかっていない

 のである。どうせ38話~42話を物語と全然関係のない展開にするのだったら、

 初めからベリアルヴァンデモンを出せばよかった。

 

・ラストシーンが25年後の未来というのが。

 それにどうして世界中の人がパートナーデジモンを持つのだろう。

 大人から子供までだれもが持つなんて。

 これでは完全にポケモンの世界だ。

 もうデジモンじゃない。

 前作と同じように別れで終わらすとかそうでなくても最後にまた会えた、

 というようなとこらへんで終わってもよいと思う。

 

・どうして大人になった太一たちを出すのだろう。

 いい年して(全員30代)パートナーデジモンはないだろう。

 3年前(1998年)に公開されたドラえもんの映画を見ろ。

 のび太結婚前夜で大人ののび太の隣にドラえもんがいたか。

 いなかっただろう。

 やはりデジモンは子供たちのものである。

 子供たちしか持ってはいけないのである。

 それにこの直前に大輔が「夢」について語っていたのだから、

 大輔と太一はサッカー選手、ヤマトはバンドのメンバー、タケルはバスケの選手

 だろう。

 なのにどうして外交官、ラーメン屋、宇宙飛行士(デジモンとともにはじめて行った

 宇宙飛行士ってそりゃなんだ)、小説家なんだろう。

 

 だいたい「夢はがんばればかなう」というような内容だったのに、

 これでは夢なんかかなうはずがない、皆さん、安定した国家公務員になりましょう、

 とかバンドなんて駄目だ、せめて宇宙飛行士になりなさい、とか

 ラーメン屋で世界をどうこうとかこんなことを言うようなラストシーンだった

 のだろうか。

 世の中には「終わりよければすべてよし」といういい言葉があるのに

 このスタッフは「最後悪けりゃやっぱり最悪」になってしまっている。

 このスタッフは最低だ。

 

第4クール全体について

 

最後のまとめなければならない時期に来てまでまだあやふやな展開である。

 

貴重な最後にもかかわらず見事に3分割されている。

 

もう何も言いたくない。すべて上に書いてある。

 

追記

 

本当に酷い。

 

第一に、ラスボスに関係ない話が多すぎる。

 

ラスボスを出すのは38話か、せめて世界の事件を片付けた43話ぐらいに

して欲しかった。

 

そのラスボス自体も取って付けただけ。

 

最後3話になって全ての黒幕はベリアルヴァンデモンでした、とか言われても困る。

 

それと、及川。キャラが気持ち悪すぎる。

 

もうちょっとどうにかならなかったのか。

 

子供のころからデジタルワールドに行きたかったそうだが、伊織の父の友人だったこと

と、伊織の年齢から考えて2002年の時点で35歳だと仮定すると、1967年生まれ

となり、大輔たちと同じ11歳だったのは1978年。

 

マイコンブームがあったとはいえ、パソコンなどないこの時代からデジタルワールド

に行きたかった、と言わせるのは無理がある。

 

それに、子供向け番組なのだから、30超えたおっさんに、自分もパートナーデジモン

が欲しい、とか言わせるのはやめて欲しい。

 

ラスト、25年後の話であるが、どうしてあそこまで詳細に描いてしまったのだろう。

 

選ばれし子どもたちは内容と矛盾するような仕事についているし、

更に彼らの子どもたちまで出てくるのだから、全てぶち壊しである。

 

監督は最初からこうするつもりだったとデジモンアドベンチャーの小説あとがき

で書いているが、それにしても描き方というものがあるだろう。

 

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