「デジモンアドベンチャー:」第2話感想
えー、ウォーグレイモンとメタルガルルモンすっとばしてオメガモンが出ました。
どういうこと?
まあでも初代の時は細田の残念作画での登場でしたから、きちんとした作画でオメガモンの活躍が見られるのは嬉しいですね。
今回新たに分かったのは、八神兄妹と光子郎の住んでいるところが武蔵小杉だというとこと。
初代は光ヶ丘でしたねえ。
首都圏の人なら1話の時点で察しがついていたのではないかと思いますが、地方民には分かりませんでしたよ。
武蔵小杉ってあれでしょ、多摩川を渡ってすぐ、神奈川県。
なんか住みたい街ランキング上位だったけど、去年の台風で評価がだだ下がりだとかなんとか。
あと、太一とヤマトは面識ないみたいですね。初代もそうでしたっけ?
それにしても、デジモンカッコイイ。
21年前ワクワクしてテレビを見ていたことを思い出しますよ。
「02」中盤の頃には全くワクワク出来ませんでしたから、ものすごく久しぶりな気分。
願わくば、このワクワクが最終回まで続くよう、制作スタッフには頑張ってもらいたいものです。
ていうか、他の子どもたちとパートナーデジモンはまだですか?
早く活躍がみたいです。
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ご協力お願いします。
「デジモンアドベンチャー:」第1話感想
本日、「デジモンアドベンチャー:」第1話が放送されました。
内容としては、暴走した列車を止めるため、ウイルスのような敵デジモンたちを倒す、という王道の展開。
初代では2話目で初登場したグレイモンが、初回から登場しました。
予想通り、進化シーンで挿入歌はかからず、少し寂しい気分にもなりましたが、今作のフォーマットはこうなので、気持ちを切り替えて視聴していくことにします。
では、個々の部分を見ていきます。
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【アバン】
アバンでは野沢雅子さんのナレーションからスタート。
フォーマットは鬼太郎の時と同じで、アバン→CM→オープニングとなります。
大人の事情でしょうけど、アバンとオープニングは連続でやってほしいですね。
【オープニング】
都会のビル群を見上げる太一。振り返るとドット絵でデジタマから生まれるデジモン、そして他の子どもたちとパートナーデジモン。彼らの後ろには早くも紋章が描かれています。
少しデザインの変わったデジヴァイスには勇気の紋章が。
太一がデジタルワールドへと吸い込まれるところは完全に初代のオマージュですね。
タイトルが表示され、ボタモン、コロモン、アグモンと順に触れ合う太一。
急に場面は変わって訪れるピンチ。アグモンがグレイモンに進化します。
6体の成熟期デジモンと子どもたち。
「02」が終わった頃から「デジモンアドベンチャー」を見返していなくて、「tri.」も「ラスエボ」も見に行かなかった私にとっては非常に久しぶりでした。
メタルグレイモン、ウォーグレイモンも描かれ、今後の展開を示唆しています。
最後はタケヒカ。
ヒカリの横をテイルモンが駆け抜けていきます。
初代のオープニングにはヒカリがいなかったことを考えると、感慨深いですね。
ラスト、オメガモンと太一のヘアバンド、ゴーグルが描かれます。
オープニング曲の「未確認飛行船」ですが、初代の「Butter-Fly」のように駆け抜けていく爽快な曲で、デジモンの主題歌としてぴったりだと思います。
【本編】
最初に画面に出てくるのはダイヤルアップ接続。
そうです、初代が放送された頃はみんなああやってプロバイダのアクセスポイントにダイヤルしてインターネットに繋いでました。懐かしい。
今の子には何が何だか分からないでしょう。
今は無線環境でダイヤルアップ接続の何十、何百倍もの速度が出るようになりました。便利になったもんです。
キャンプの準備をしている太一。
初代ではキャンプ地からデジタルワールドへと飛ばされた一行でしたが、今回はキャンプ前から話がスタート。
どこかの駅にいるらしいヒカリと八神兄妹の母。
エンディングを見ると八神母の声は園崎さんじゃないですか。
そうですか、テイルモンの正体は八神母だったんですか・・・ってそんなことあるかい。
そこへ訪ねてくる光子郎君。タブレット端末を持っています。初代ではノートパソコンだったのに。
タブレットの起動画面には「TACHIKAWA COMPUTER」と表示されたのですが、もしかしてミミの父親の会社ですかね。
ヒカリと八神母が暴走する環状線(山手線じゃダメだったんでしょうか。環状線は大阪ですよね)に乗っていることがわかり、駅に駆け付ける太一と光子郎。
よし、超進化研究所からシンカリオンを・・・というわけにはいきませんね。
子どもたちの中にはキトラルザスだった人がいますが。
太一は改札を無理やり通りぬけ、ホームへと向かいますが、その途中でデジタルワールドへと飛ばされます。
そこはいかにも通信経路という感じの場所で、パケットと思われる四角い物体が行き交っています。
突然の爆発が起き、落下していくコロモンを太一が追いかけていく途中、他の子どもたちの姿が描かれます。
デジタルワールドの底?にたどり着くと、アグモンがいました。
アグモンが敵のデジモン1体を倒したところでCM。CM明けのアイキャッチは太一とグレイモンです。
アグモンと協力して敵デジモンを倒していると、光子郎からデジヴァイスを通して連絡が来ます。
デジヴァイスの画面には知識の紋章が描かれていますね。
光子郎は、今太一がいる場所はネットの中だと教えてくれます。
太一とアグモンは環状線のコンピュータを乗っ取っている敵デジモンを倒すために進んでいきます。
順調に敵デジモンを倒していきますが、残り最後の1体となったところ、その1体が進化をしてしまいます。
このピンチにアグモンはグレイモンに進化、見事敵デジモンを撃破し、環状線の暴走は止まりました。
喜びもつかの間、光子郎から今度は米軍の戦術情報ネットワークがデジモンに攻撃されていると連絡が入ります。
このシステムが乗っ取られると米軍の兵器が暴走して世界が終わると教えられる太一。
その近くにはガルルモンとヤマトの姿が。
さて次回はどうなるんでしょうか。
【エンディング】
エンディングに最初に出てくるのはギターとピックで、これはヤマトを表すアイテム。
アニメーションの内容もヤマトが中心ですね。
ヤマトが傘をさして田んぼの端に佇んでいます。ここはもしや島根なのでは。
背中合わせに立つ太一とヤマト。
オメガモン誕生のカギを握る2人は、それぞれ弟と妹を持つ兄でもあり、ライバルでもあります。
最後はヤマトとタケルの写真がスマホに表示されています。
藤川千愛さんの曲「悔しさは種」ですが、これはヤマトの心情を歌ったものと考えていいんでしょうかね。
エンディング曲としては特に問題なく、作品に合っていると思います。
ところで、鬼太郎の時みたいにエンディングは3か月ごとに変更されるんでしょうか。
できれば半年は使ってほしいですね。
【次回予告】
次回予告は野沢さんのナレーションと、太一のサブタイトルです。
そのサブタイトルは「ウォー・ゲーム」。
えっ、もう「ぼくらのウォーゲーム!」やるんですか。
早っ。
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さて、遂に始まった「デジモンアドベンチャー:」ですが、今後の展開が非常に楽しみですね。
どうやら今回は続けて見ることができそうです。
今回、少し気になったのは、デジタルワールドの姿です。
公式ページのキービジュアルでは、初代のような緑に覆われた世界が背景となっています。
しかし、今回出てきたのは、デジタルという言葉から連想されたような無機質な空間でした。
これから話が進んでいけば、だんだんとキービジュアルの世界になっていくんでしょうね。
ところで、「デジモンアドベンチャー02再アニメ化署名」ですが、まだやってますので、興味のある方は是非ご覧ください。
「デジモンアドベンチャー:」キャスト発表
本日、「デジモンアドベンチャー:」のキャストが発表されました。
基本的に子どもたちは全員変更で、デジモンたちはこれまで通りです。
主要キャラのキャストは当然変更されるだろうとは思っていましたので、デジモンたちが続投なのは嬉しいですね。
ただ、テイルモン役だけが徳光由禾さんから園崎未恵さんに代わっています。
では個別にコメントを。
八神太一役:三瓶由布子さん
今やってる鬼太郎も東映アニメーション制作なので、割とプリキュアに出ていた声優さんが登用されるケースが多かったのですが、今回もそれに倣って、「Yes!プリキュア5」で夢原のぞみ(キュアドリーム)役をやられていた三瓶さんが太一役。男の子役もたくさんやられています。私が印象に残っているのは、「交響詩篇エウレカセブン」のレントン役、そして「聖痕のクェイサー」のサーシャ役ですね。
石田ヤマト役:浪川大輔さん
浪川さんの最近の出演作は、「鬼滅の刃(鋼鐡塚)」、「新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION(キリン)」、「ロード・エルメロイII世の事件簿(ロード・エルメロイII世)」など。特に面白かったのが、すぐにキレてくる鬼滅の刃の鋼鐡塚役でしたね。鬼滅の刃といえば、「tri.」、「ラスエボ」で太一役だった花江夏樹さんが出ていました。
武之内空役:白石涼子さん
白石さんの最近の出演作は、「ゲゲゲの鬼太郎(ヴィクター・フランケンシュタイン)」、「ガーリー・エアフォース(ライノ)」、「騎士竜戦隊リュウソウジャー(クレオンの声)」など。「ガーリー・エアフォース」のライノの壊れていく様が印象に残っています。
小林由美子さんといえば、やはり野原しんのすけですね。2018年に矢島晶子さんから引き継がれましたが、聞いていて全く違和感がない。
太刀川ミミ役:高野麻里佳さん
まりんか様です。「ウマ娘 プリティーダービー(サイレンススズカ)」、「ぼくたちは勉強ができない(唯我水希)」、「放課後さいころ倶楽部(高屋敷綾)」など。ミミのキャラから考えると綾みたいな声だと思います。ぴったりハマっていますね。
城戸丈役:草尾毅さん
「ドラゴンボールシリーズ(トランクス)」、「SLAM DUNK(桜木花道)」、「ケロロ軍曹(ドロロ兵長)」など。ベテランですね。デジモンクロスウォーズに出ておられたそうです。
高石タケル役:潘めぐみさん
PSP用ゲームから続投ですね。最近の出演作は、「リトルウィッチアカデミア(アッコ / アツコ・カガリ)」、「賭ケグルイ××(等々喰定楽乃)」、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(アルテイシア・ソム・ダイクン / セイラ・マス)」など。「ハピネスチャージプリキュア!」で白雪ひめ(キュアプリンセス)役として出演されていましたので、プリキュアの選ばれし子どもたち2人目ですね。
八神ヒカリ役:和多田美咲さん
今期の作品で、「SHOW BY ROCK!! ましゅまいれっしゅ!!(デルミン)」、「推しが武道館いってくれたら死ぬ(寺本優佳)」など。デルミンの声がかわいらしいです。
テイルモン役:園崎未恵さん
「ストライクウィッチーズ(ゲルトルート・バルクホルン)」、「スター☆トゥインクルプリキュア(ダークネスト / へびつかい座のスタープリンセス)」など。個人的には、お姉ちゃん(バルクホルン)ですね。
ナレーション:野沢雅子さん
説明が不要の大御所ですね。鬼太郎の目玉おやじに続いての出演です。タケルの大人になった時の声じゃないですよねぇ。
主題歌も発表されています。
オープニングは谷本貴義さんの「未確認飛行船」、エンディングは藤川千愛さんの「悔しさは種」です。
谷本さんは「獣拳戦隊ゲキレンジャー」オープニングや「烈車戦隊トッキュウジャー」エンディングなどを歌われています。「デジモンクロスウォーズ」の挿入歌も歌われていたそうなので、その縁で今回の起用に至ったのでしょう。新生デジモンアドベンチャーにふさわしい熱い曲を想像します。
藤川さんといえば、「盾の勇者の成り上がり」のエンディングを歌われてましたね。今回の曲でも優しい歌になると思っています。そういえば「盾勇」には潘めぐみさんが出てられましたね。
あと気になるのは挿入歌。
初代ではデジモンが進化するシーンで宮崎歩さんの「brave heart」がかかっていましたが、今回はどうなるのでしょうか?
挿入歌がないととても寂しいので、今回もかけて欲しいですね。
デジモンアドベンチャー:
大ニュースが飛び込んできましたね。なんと2020年4月より「デジモンアドベンチャー:」が放送されるとのことです。内容は初代のリメイクのようですが、ストーリーは異なるようです。
キービジュアルを見て真っ先に気づいたのは、今までの続編的なものと違ってキャラクターデザインが初代と同じという点。これは結構嬉しいかも。tri.もラスエボもキャラデザの点でイマイチでしたから。まあ見に行ってませんけどね。
それ以外で目に付くのは、初代では途中から登場したヒカリがキービジュアルにいるではありませんか。簡単なあらすじにもヒカリについて言及されているので、今回のシリーズではヒカリも最初から冒険に参加するようですね。ということは、ニャロモンやプロットモンの出番も増えるんでしょうか。
気になるのはキャストについて。普通に考えればtri.、ラスエボから同じ方が続投するのだと思うのですが、何も発表されていません。希望としては、太一役と空役のみ新キャストで、それ以外は20年前と同じにしてほしいです。これは続報を待つしかありませんね。
私のスタンスについては、Twitterのほうでも書いたのですが、「02」を何とかしてほしいと思ってずっと署名活動を行ってきたので、はっきり言って「コレジャナイ」ですね。初代には文句をつけるところがないので、リメイクは「02」だけで十分です。変に初代のリメイクをしておかしなことにならなければいいのですが・・・。
でもこのリメイク作品が製作されることで、「02」再アニメ化に一筋の希望の光が見えてきました。初代のリメイクがうまくいけば、当然「02」のリメイクも検討される可能性がありますから。来年には「デジモンアドベンチャー02:」が発表されているかもしれません(とは言っても、20年前は続編が3年後の2002年だったから「02」だったわけで、2023年で「02」になるはずはないのですがね)。例え「02」リメイクが来年に来なかったとしても、初代リメイクの反響が大きければ「02」リメイクが製作される可能性があります。少なくとも、何もなかった時よりかは、だいぶ「02」再アニメ化のハードルが下がったのではないかと考えられます。
さっき「コレジャナイ」とまで書いた本作ですが、実のところ、めちゃくちゃ期待してしまっています。ゲゲゲの鬼太郎のエンディングに角銅博之氏の名前が出るたび、20年前のデジモンを見ていた頃を思い出していましたから(だからといって、角銅氏にまた監督をやってほしいとは全く思いません)。1話を録画したのを3回ぐらい見直すかも・・・って止めましょう。「02」の時にこれをやって非常に痛い目を見ましたから。
今回の発表について、東映アニメーションに私が伝えた要望としては、「02」リメイクをするならば、設定等をきっちりしてほしいということと、シリーズ構成の人を変えないでほしいということ、そして劇場版を制作するならば、キャラクターデザイン、キャラクター作画をテレビと同じにしてほしいということです。設定に関しては言わずもがな。シリーズ構成については、「02」がうまくいかなかったのは初代のシリーズ構成である西園悟氏が抜けたからではないか、という思いがあるからです。劇場版のキャラ作画、あの細田守風の作画崩壊と言える絵はもう見たくありませんので。
色々ごちゃごちゃと書いてきましたが、結論。今回ばかりは応援せざるを得ません。
とりあえず、「02」再アニメ化の署名活動は今後も続けていこうと思っておりますので、皆様、ご協力お願いいたします。現在、賛同者288名です。
「デジモンアドベンチャー02」への思い-最後に
実を言うと、昨年の3月ごろまでは「02」に関する文章を書いて、ブログで発信する
気は全くなかったのですが、「tri.」の完結が迫ったところで、ふと「02」がなんとか
ならないのかと思ったのです。
大好きだった「デジモンアドベンチャー」の続編「02」がうまくいかなかった、
でも19年経った今なら前作と同じくらい楽しめる「02」が実現できるんじゃないかと
思いました。
だからブログを始め、そして「02」再アニメ化の署名活動も始めたのです。
同じことの繰り返しになりますが、「デジモンアドベンチャー」の雰囲気、曲、
デジモンの進化、熱いバトル、仲間たちとの絆、実際の場所でデジモンが戦う
不思議さ・・・全てが良かったんです。
それが、「02」では得られなかった。
残念と言っても言い切れない、泣きたくなります。
これが私の「デジモンアドベンチャー02」への偽らざる思いです。
私ほど絶望した人間はいないかもしれませんが、「02」が良くなかったと感じて
おられる方は大勢いらっしゃると思います。
少しでもそう感じておられる方は、ぜひ、この
に賛同していただけたらと思います。
皆様のお力をお借りして、前作と肩を並べられる「デジモンアドベンチャー02」を
実現させましょう!!